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昨日、参議院議員選挙の投票が行われました。結果はさておき、気になるのは投票率。52.61%と過去3番目の低さだったそうです。

今回の選挙は、ネット選挙の解禁が話題に上りましたが、そんな皆さんが日々接しているインターネットをもってしても、投票率を上げることはできませんでした。

しかしながら、今回ネットを活発に利用された施策というのは「いち有権者」として見た場合、ほとんどなかったように思います。

私はFacebookを利用していますが、流れてくる記事の中には、「いいね!」を押した愛媛県選挙管理委員会から配信記事。投票を呼び掛ける活動の様子や選挙に関する豆知識、投票日までのカウントダウンが配信されてきていました。選挙が近なぁ~、選挙行かんとなぁ~という認識だけは、これで保つことができました。

ただ、肝心の政党からの発信情報は、ネット上で目にすることは、ほとんどありませんでした。(もちろん自ら進んでいいねを押しに行かなかったことも影響していますが…)

少し話題になった某党首の名前のついたゲームアプリ(iPhoneアプリ)で遊んだりもしましたが、それが投票行為につながることは、当たり前ですけど、ありませんでした。

今回の選挙では、投票を呼び掛ける選挙管理委員会ごとでも、ネット上での取り組みは異なっていたようです。具体的にどんな取り組みをしたから、投票率にどう影響した。など良い事例を共有して頂いて、次回は今回よりも投票率が上がることを期待しています。

こう書いたものの、結局は有権者次第ですよね。受動的に情報を待っているだけでなく、能動的に調べようと思えば、いくらでも選挙関連の情報を得ることができるようになったのは、非常に大きなことだと思います。

これまでは、同じ立場である有権者がどう考えているかという情報を目にすることは、ほとんどありませんでしたが、今回は限られた場所にはなりますが、情報を発信し、それらを閲覧することができました。

ツイッターやFacebookを通して検索すれば、候補者や有権者の方の主張や意見が、今でもたくさんみることができます。投票前にじっくり目を通しておけば、投票する際の参考には十分なったでしょう。

今回は初めての「ネット選挙」でしたが、今後もよりよい選挙が行われるようルールづくりやノウハウの共有を進めていってもらいたいものです♪

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