記事の詳細

先日東京で行われた「ad:tech tokyo 2012」。デジタルマーケティング関連の世界最大級のイベントで、4,000人以上の参加者を集めたそうです。で、このイベントのレポートをいろいろ読んでいるのですが、興味を引いたフレーズがタイトルの、


「脱皮しない蛇は死ぬ」

このフレーズ、ヤフー株式会社代表取締役社長 / 最高経営責任者 宮坂学氏が示したプレゼンに書かれていたフレーズです。
Yahoo!はこれから、「爆速」をテーマに様々な変革を行おうとしているようです。内容をかいつまむと…

これまでのPC・インターネットファーストから、「スマホファースト」へ、「爆速」で対応していく。そのために「ユーザーファースト」という創業以来変わらないポリシーは変えず、常に「課題解決エンジン」としてサービスを提供する。大きな変革なのでかなり大掛かりな脱皮を伴う。脱皮は痛みを伴うが、とても楽しいものである。課題を解決するには時間がかかるかもしれないが「課題解決エンジン」として、次の世代に新しいデジタルマーケティングの世界を残していきたい…。

とまぁ、要約すればこんな感じかと。全文はこちらで読んでみて下さい。

時代に即したカタチに変化しながら、時には痛みを伴う脱皮を経て、大きく立派に成長して行く。人も、企業も、サービスも、町も、都市も、市場も…でも脱皮をあきらめた瞬間に成長はとまり、死へ近づく。生き続けるためには脱皮を続けなければいけない。とても心に響きます。企業は存続しなければならない。ならば常に脱皮を繰り返さなくてはいけない。存続し続けることで地域と人に貢献し、様々な課題を解決しなくてはいけない。でも、変えてはいけないこと(ユーザーファースト)は大事に守っていく。当たり前のようですが、ともすれば忘れてしまう大事なメッセージです。

実は今日、会社近くで行われていたトッパンフォームズの展示会を見学してきました。印刷大手の企業でありながら、印刷・紙から離れた新しい展開やサービスの展示もあり、大手企業であっても新しい道を模索し、新しい市場を探しているんだと感じました。大手企業がそうなのですから、小さな企業も今まで以上に積極的に新しい道を探さなくてはいけません。そのために脱皮が必要です。今の状況に甘んじず、これからの新しい姿を追い求める必要があるんだなぁ…と感じた日でした。

私たちも、脱皮しなきゃ!Ne!

以上、おーみがお伝えしました。

あ、来年6月に福岡で「ad:tech kyushu」が開催されるのか…いいなぁ…行ってみたいなぁ…。

関連記事

ページ上部へ戻る