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mixi、Facebook、LinkdInなどなど様々なソーシャルネットワークを活用して、情報交換や友人との交流を図ることができて、ホントに便利な世の中になったなぁと思います。実際私も、高校卒業以来会ってなかった友人と四半世紀=25年ぶりにFacebookで出逢って日々交流を深めたりできるようになりましたから。

でも、そんな便利なSNSですが、セキュリティやプライバシーなどがいつの間にかダダ漏れしててあらぬところまで情報が流出してる〜〜なんてことがニュース等でも結構良く見かけます(業務上の情報までダダ漏れしてるとか日常茶飯事ですよね)。ということで本日のテーマは、SNSにおけるセキュリティやプライバシーについて、です。

もう結論から言いますと、特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が公開した資料『SNSの安全な歩き方~セキュリティとプライバシーの課題と対策~』(PDF)を見てほしいんです。利用しているユーザが意図しないままに情報がダダ漏れ状態になっていたりすることに加えて、アカウントの乗っ取り、マルウェアによる情報搾取などが絡み合った結果、大きな被害が生まれる…という図式になっています。

で、大切なこととしてあげられているのが下記10か条。

1. 常に公開・引用・記録されることを意識して利用する
2. 複雑なパスワードを利用し、セキュリティを高める設定を利用する
3. 公開範囲を設定し、不必要な露出を避ける
4. 知らない人とむやみに“友達”にならない、知っている人でも真正の確認をする
5. “友達”に迷惑をかけない設定を行う
6. “友達”から削除は慎重に、制限リストなどの利用も考慮する
7. 写真の位置情報やチェックインなど、技術的なリスクを理解し正しく利用する
8. むやみに“友達”のタグ付けや投稿を行わない
9. 対策ソフトを利用し、危険なサイトを利用するリスクを低減する
10. 企業などの組織においては、SNSガイドラインを策定し遵守する

これらの意識を持つとこで、SNSに関するトラブルが避けられる…としています。確かにそうですね。以前にもSNS利用のガイドライン、基本は『愛』であり『思いやり』ソーシャルサービスを使う上で注意が必要なことで書きましたが、便利で楽しいサービスで、向こう側に「人」がいるからこそ、その「人」に迷惑をかけないために守りたい指針です。ぜひ、読んでみて下さい。

あ、上記10か条だけでなくて、実はSNSの利用実態や広告媒体としての側面、Facebookの設定項目一覧表などもあって、かなり読み応えある資料です。そちら方面でも活用できると思いますよ〜〜。

というわけで、しばらくぶりに登場のおーみでした。

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