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日本テレビがTV放送とネット(SNS)を連携した新たなwebサービスを展開しているのをご存知ですか?「JoinTV」というサービスなのですが、TV番組を見ながらそれをみている友達とSNS上でつぶやいたり、他のユーザとわいわい感想を言いながらみたり…ということができるサービスです。

で、先週の金曜日(11/9)。金曜ロードショーにて「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」がオンエアされたのですが、そこでJoinTVを使った視聴者参加型企画が展開されていました。その名も「みんなでヤシマ作戦」。企画内容を簡単に説明すると、映画のシーンや名台詞に合わせてタップすることでムービーとのシンクロ率を高めたり、映画のハイライトシーン=日本中の電力を集めるをモチーフに、スマホ画面を連打して電力=タップ数を事前に蓄電したり、ハイライトシーンに合わせて同じくタップで連打したり…で、最終的なシンクロ率に基づいてNERV隊員の階級が決まる…って感じでした。

で、劇場版をみながらiPhoneでやってみた結果がこちら(↓)。

オンエア見始めたのが10時過ぎだわ事前の蓄電連打ばっかりやってたわ、ムービーシンクロに気づいてなかったわで、シンクロ率が低いです。結局ヤシマ作戦の蓄電と発電ばっかりしてたなぁ…で、階級は「NERV特別協力隊員」。ま、こんな感じですかねぇ…。
地デジ側でもログインすればコメントが見れたりもしてさらに楽しかった(ニコニコ動画っぽい?)のかもしれないですが、まぁそれなりに楽しめました。受動的にテレビ見て、ちょっと能動的にtwitterでつぶやくだけでなく、参加してるユーザと一緒になって何かしらを成し遂げよう!ってゲーム性がある方が、確かに面白かったです。
最近はTV局も様々なアイデアでWEBと連動しながら番組視聴率をアップさせようという動きが頻繁になってきました。徐々に番組を見せるだけのTV局から、番組をフックに話題性アップを図ったり、番組内の企画へ参加を促したりなど、ユーザが関わる場を作るTV局へと変わりつつあるようです。全てのメディア(電波、紙も含む)がネットを介してユーザ同士のコミュニケーションを提供するメディアへ、進化する過程にあるのでしょうね。
ちなみに今週の金曜日(11/16)は、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」がオンエアされ、同じようにJoinTVで「みんなで綾波救出作戦」が発動するようです。地デジ・スマホをお使いの方、一度試してみてはいかがでしょうか。新しいメディアの姿、メディアの未来が垣間見えるかもしれません。
まぁぶっちゃけ、純粋に遊んでしまえばいいんじゃね?ってことで、「みんなで綾波救出作戦」を楽しみにしている、おーみでした。
追記/日テレ「JoinTV」の挑戦――テレビの価値はビッグデータ+セカンドスクリーンで「視聴率」から「視聴質」へも読んでみてください。近い未来の、TVの立場と役割が伺えます。

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