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先週末(12/7)、東北地方でまた大きな地震がありました。津波も発生したことから、東日本に住まれている方の安否を気にしておりましたが、幸い大きな被害がなかったようで何よりでした。

さて、そんな地震発生の際に、ネットで一つの炎上が発生していました。


【炎上状態】ヤマダ電機公式Twitterの地震発言にネットユーザー不快感「凄いなこのタイミングで宣伝」

地震の影響や安否を気にしながら、日頃の備えの検討としてサイトに誘導する…という手法でのツイートに、ネットユーザーは不快感を覚えたということですね。

こちらの件について、なぜこう不快感を与えて炎上してしまったか、初心者のためのGoogle活用術さんが考察されたエントリー「ヤマダ電機の炎上に見る、企業がソーシャルメディアを使うためにやってはいけないこと」を紹介します。

そもそも
ソーシャルメディアはモノを売る場ではない
というのが大前提。確かにそうですね。

ついつい人がたくさん集まるソーシャルメディアを使って、何とか商品を売ろう、売るきっかけ作りにしようと思ってしまいますが、ソーシャルメディアは

自分以外の誰かの近況を知ったり、コメントやいいね、TwitterならRTなどでお互いの存在を確かめながら交流を深めるためのツール

なんですね。しかも時は大災害が発生した時。安否について気にかける時に商品サイトへの誘導を図ると、それは商魂逞しいとののしられても致し方ないかと。

でも、うまく運用している、うまくマーケティングにつなげている企業もあります。それらは何がうまいのかというと…

売らずに売る
ことができているんだそうです。先の炎上例で言えば、サイトへ誘導するリンクを貼ってしまったこと=売ろうとしたことが炎上の原因。確かにそうですね、地震についての安否を気遣い、防災グッズについての見直しを提案する。そのツイートだけであれば確かに「うちも気をつけなきゃ」と気づかせてくれる、いいツイートになったかもしれません。
どうしても「売りたい」という気持ちが見えてしまうと不快感を与えてしまうんですね…。

ソーシャルメディアに限らないですが、画面の向こう側に「個人」がいることを常に念頭に置かなくては行けないな、と。ソーシャルメディアの利用方法について、気持ち新たにしたおーみでした。

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